先日の決算で任天堂が一律10%の賃上げを発表しました。
元々ここの会社は業績が悪かった際、リストラすべきと言われましたが、社長がリストラの可能性がある状態で社員がいいものを作れるわけがないと否定したという逸話があるのでその流れを受け継いでいるのかなと思います。まあ、日本の企業は任天堂に限らず一律で取り扱うところがほとんどですけどね。
逆に海外の方は景気が悪くなると簡単にリストラしてます。(ディズニーが7000人削減へ、55億ドルのコスト節減計画を発表)
IT企業は軒並み5~10%くらいカットしていますが、ディズニーも同じく人員削減するそうです。
上の任天堂とは逆をいっていますが、簡単にクビを切っても利益を生む作品を作るという考えなのでしょう。
日本の場合大企業がリストラしたというような話ってここ何年も聞きませんしね。日本の場合は退職金もありますしなかなか簡単にクビにするというわけにはいかないんでしょう。実際自分の周りにもクビになったという人間はいません。
アメリカのように簡単にクビを切られる社会ってどんな感じなのかなと思わなくもありません。クビになるって相当なストレスだと思うんですよね。日本もアメリカほどになるべきとは言いませんが多少の流動性は必要なんじゃないでしょうか。
実際今回クビになったIT企業の社員も人材が不足している業界に転職するでしょうし、こういった変化を受け入れる土壌があるかないかというのは結構大きいのかなと思わなくもありません。