「ぼくの輪廻」マンガを連載し始めたら前世で一緒に暮らしていた記憶があると言う女が目の前に現れたという話

投稿者: | 2017年1月4日

主人公の乃木は、20歳の大学生の新人漫画家で極度の潔癖症です。

彼は読み切りで評判のよかった「弘法大師の弟子」を週刊誌に連載することになります。

このマンガは、ある坊さんが女性と接することを禁じられているにもかかわらず、女人と生活することになってしまうという内容の話です。

彼は夢で見た話をそのまま描いたとのことですが、このマンガが作中で度々挿入されます。

その彼の前に同じ夢を見たと言う女性、室伏が現れます。

彼女は、私たちはこのマンガの登場人物の生まれ変わりであり、マンガのヒロインは自分だと主張します。

おかしなことを言いだした彼女から恐怖のあまり乃木は逃げ出しますが、あまりの衝撃のために作品を描く手が進まなくなります。

そのためアシスタントが派遣されますが、このアシスタントが先ほど生まれ変わりだと主張した室伏でした。

乃木は彼女をアシスタントとして受け入れるわけにはいかないと断ろうとしますが、結局アシスタントとして受け入れます。

何故なら彼女の胸が自分のマンガに出てくる女性と同じように、とても大きく、魅力的だったからでした。

少女漫画誌に掲載されていながら話の筋ははっきり言ってまるっきり男性向けです。

少女漫画のヒロインの胸が大きく、それに男性が惹かれるというのはあまり少女漫画では見かけないように思います。

その後、乃木に想いを寄せている男友達の蓮城が登場し、三角関係の様相を見せます。

話は面白いです。ただ劇中作を挿入するのが唐突すぎるということと、少女漫画誌の読者層と内容がまったくかみ合っていないということが気になります。

掲載する雑誌を間違っているのではと思いました。

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