『「働き手不足1100万人」の衝撃』を読みました

投稿者: | 2024年3月14日

『「働き手不足1100万人」の衝撃』を読みました。

労働力が不足するというのは聞いていましたがデータで示されておりわかりやすいですね。

なんでも2040年には労働力が1100万人不足するそうですがその不足する業種にも偏りがあるとのことです。

具体的には医療、物流、介護、建設と言った業種は省人化が難しく、これらの業種は人を確保するのが難しくなるようです。その結果医療サービスや介護サービスが提供できなかったり、配送の遅れが常態化したり、道路の復旧等に手が回らなくなってしまうといったことが起こるらしいです。

それとこのサービスが提供できなくなるのも地域によってだいぶ差があり、基本的に田舎の方が労働力が減っていくそうですね。

働けない高齢者が多くてもその需要を満たすだけの労働者がもう日本にはいないという状況がそこかしこで起こるようになるとのことです。

ただこの労働力不足を解決するにもすでに日本の場合女性と高齢者の労働参加率は先進国の中でもトップクラスであり、新たな働き手が出てくるのはなかなか難しいようです。

後は上の業種は構造上賃金を上げにくいというのも労働力が不足する理由なようです。元に今でも観光業に労働力が取られ介護施設が閉鎖するという事態が起こっています。(ニセコ「みんな山へ稼ぎに」 介護施設、人手足りず閉鎖)

これからの時代余計な仕事をやらないというのはますます重要になってきそうだなと読んでいて思いました。

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