不動産のサイトを眺めるのが結構好きなんですがこのところ地価が上昇しているようです。(公示地価2年連続上昇 地方圏でも28年ぶり コロナ禍影響持ち直し)
以前はオリンピックが終わったら景気が悪くなるから不動産価格は下落すると言われていましたが一向にそういった気配が無いですね。
首都圏でも今後人口が減少するのが確定しているにも関わらず、物件価格がじりじりと上昇しています。物件価格の上昇要因としては建材価格が上がっているのが一番大きい理由かと思います。
実際ここ数年は円安、ウクライナ戦争やウッドショックもあり木材価格なんかが上昇しています。以前と同じ値段では家が建てられなくなってしまいました。
しかも最近は新興国で中間層が増えて戸建てを買う人間が増えているそうです。(インドネシア、日本風ニュータウン続々 中間所得層急増、戸建て需要見込み参入)
木材だけでなく、キッチンやトイレ、建材なども日本の家と変わらないので食品と同じく、ここでも取り合いになってしまっているんですね。
こういったことを踏まえると物件価格が今後下がることはまずありえないと言っていいでしょう。
物件価格が下がることは無いとして地価はどうなるのかということですが、ここについても円安が上昇要因なのかなと思います。
以前と比べ2割ほど円安になっているので海外の人間にとっては非常に買いやすくなっているようです。
実際いい物件が出てきても不動産屋によると現金で色をつけて購入していく外人が非常に多いという話を聞きました。
それと地価が上昇したと言っても他国の都市と比べるとまだ割安であるということも理由かなと思います。
今後は郊外の地価はそこまで大きく上昇しないと思いますが、便利のいい土地は今後世界経済が成長していくにつれてまだまだ上がっていきそうな感じです。
なんか不動産屋の回し者みたいになってしまいましたが、いずれにせよ家族がいるのであれば不動産は早めに買った方がいいでしょう。
今後日本でもインフレが進めば借金の負担も減りますし、買うタイミングを見ていてもろくなことは無いように思います。
ただし独り者の場合は賃貸でもいいかもしれません。人口減少もあり賃料の上昇は地価の上昇と比べかなり緩やかになりそうな感じです。
男一人であれば廃屋のようなところでもまったく問題ないですしね。ただし、自分としては駅に近い小さな部屋を働いているうちに買っておいた方がいいかなと思います。
オススメは郊外都市の分譲団地です。元が安い上に近隣に商業施設が揃っているため車が無くても買い物に困ることがありません。
働いている間にローンを組んでおけば月4~5万程度の支出で部屋が手に入るんじゃないかと思います。老後の住処を探すのも面倒ですし、辞める前に買っておくのも手ではないでしょうか。