ここのところホワイト企業になったような話が出ていたワタミですが、やっぱり体質はそう簡単に変わりませんね。(「ホワイト企業」宣伝のワタミで月175時間の残業 残業代未払いで労基署から是正勧告)https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20200928-00200433/
記事によるとワタミの子会社で働いていたAさんの残業時間数が175時間に及びうつ病を発症したそうですが、175時間というと未知の領域ですね。
人間がそれだけ働けるのかというのは思いますが、このAさんはそれだけできる人だったということなのでしょう。
ちなみにAさんはワタミの宅食なる企子会社で2か所の営業所の所長をしていたそうですが、その業務内容たるやすさまじいものがあります。
通常の所長業務はもちろん、急な休みを取ったバイトの代わりに代配に奔走し、クレームは一手に引き受けるなどこれが人間の仕事なのかと読んでいて思いました。
ちなみにワタミの宅食はかなりの勢いで伸びており、利益は外食を上回っているそうです。ただ、その利益の源泉は従業員を使いつぶしたことで生まれているのではないかと記事で指摘されています。
結局使いつぶす体質は変わらないということなのでしょうね。
ただ、今回たまたまワタミが話題になっていますが、だいたいのサービス業は似たようなものですからね。
アマゾンの倉庫業もブラックとして有名ですし、法規制が無ければこういったブラック企業はまずなくならないでしょうね。
企業の経営者は利益をあげるのが第一ですし、そのためには労働者は使いつぶすというところがほとんどでしょう。
結局個人でそういった企業に生活を依存しないよう、なんらかの方法で収入を得る手段を身に着けるのが大事ですね。
結局人間仕事よりも自分の命が大事なのであって、使いつぶそうとする会社に付き合う必要はまったくありません。