『彼女はお義父さん』ショートギャグの名手初の長編

投稿者: | 2017年6月15日

私は現在ハルタを定期購読しています。

理由としてはなんかそそるマンガが多いからなのですが、最近は届いてもほとんど読まないんですよね。

『ヒナまつり』を読んであとはパラ見する感じで済ませています。何とももったいないことです。

小学校くらいのときにチャレンジを毎月頼んでいましたが、あれもほとんどやらなかったですし、毎月購読すると見なくなってしまうのは結構ありがちですよね。

でも赤ペン先生のテストは毎月出していました。当時ポイントを貯めてもらった液晶テレビは今でも持っています。使ったことはありませんが。

そんなハルタでなかなか面白そうな連載が始まりました。

著者の川田大智氏は以前ハルタにショートギャグの『まかろにスイッチ』を連載していました。

眼鏡を外すと美人だが、眼鏡をかけると輪郭がゴツくなる美少女の話が印象的でしたが、今回は著者初の長編とのことです。

ストーリーは付き合い始めたばかりの男女、小野と佐倉詩織が学校帰りに縁結びの神がいる神社に行こうとするところから始まります。

詩織が家に帰りが遅くなる旨を連絡したところ、父親に居場所がばれて神社に先回りされます。

父親は強引に詩織を連れ帰ろうとしますが、その際3人は崖から転落します。

転落後、小野と詩織は意識を取り戻しますが、周囲に父親の姿がいません。

小野は詩織の手を取り励ましますが、そのとき詩織の姿が父親に変化します。どうやら小野が触れている間のみ父親の姿となるようです。

彼女に触れると父親になるというなかなかシュールな状況から話が始まります。

入れ替わりものでは今ジャンプで連載している『腹ペコのマリー』がありますね。あちらは設定を持てあましている印象ですが、こちらはなかなかいい導入だなと思いました。

そんな長く続けられる設定ではないですが、ギャグセンスに定評がある著者の作品ですので、ここからどう料理していくのか興味があります。要注目です。

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