テコンダー朴の2巻が発売するということで話題になっています。
このマンガは韓国の行いを皮肉っているのですが、この書き方がうまい。
手搏図なんかのどう考えても間違っていることを強気で主張するあたり、韓国人の気質がよく描けています。
こういった嫌韓マンガが出てくる土壌を築いたのは、このマンガの前身である「嫌韓流」の功績が大きいと思っています。
若干の誇張はありましたが、マンガという媒体で韓国がどのような国なのかをしっかり描き、多くの日本人が知ることができたという意味で、日本に多大な貢献をしたと思います。
このマンガは大と銘打っておりますが、やっている内容としては前作の続編といっていいでしょう。
主人公はロサンゼルスの大学に2週間の短期留学中、そこの韓国人大学生にディベートを吹っ掛けられ、全校生徒の前で日本が犯した強制連行などの戦争犯罪について土下座するよう強制されます。
留学後日本の大学に帰り、嫌韓活動に身を投じる立花、牟田口と知り合い、韓国人がどのような民族なのかを知ることになります。
6年ぶりの新作ということでメンバーが変わっています。
前作のキャラクターはほとんど記憶に残っていませんが、今作で嫌韓活動に身を投じる立花はデスノートのLとキラを足して2で割ったようなキャラクターとなっていたり、牟田口はこれまでで最も主張が過激で、韓国人の撲滅を本気で望んでいます。
これもこの10年で嫌韓意識が高まった結果だからでしょうか。
こういった主張もすんなり受け入れられる世の中になってきたのではないかなと思います。それがいいか悪いかは別として。
印象的だったのは、韓国は国ぐるみでプロパガンダ戦争を日本に対して仕掛けてきているということですが、その規模がどんどん大きくなっているということです。
以前から工作員のような存在がいることは知っていましたが、嘘でも言い続ければ真実になってしまうというのは非常に恐ろしいことです。
一例として日本海と東海を併記した世界地図が1999年には3%しかありませんでしたが、2012年には30%にまで増えているそうです。
日本人から見ると根拠の何もない主張でも他国から見るとそれが事実かどうかまったくわからないため、結果嘘が広まってしまうということなのでしょう。
韓国にこうしたディスカウントジャパン運動を行う工作員は10万人いるそうです。
そのうちわざわざ会費を払っている熱心な人は3万人だそうですが、この3万人が全力を挙げて日本を下げるための行動をしてきたらどうなるのかと思わずにはいられませんでした。
日本人は笑っていてもそれが現実になってしまうというのは恐ろしいことです。
こうした現状を打開するためになんらかの行動を起こさねばならない、このマンガを読んでいて強く実感しました。
立花のように本気で嫌韓活動に身を投じる人間は必要だと思います。
ただ、新作としては内容的に物足りなかったのも事実です。特に強制連行に関する記述についてはページを割き過ぎています。
このあたりは過去の著作でも十分語られていることであり、新しい話題がもう少しあってもよかったのではないかと思いました。