自分はハルタを毎月購読しています。
最初はヒナまつり目当てでしたが、この雑誌には他の雑誌にはない余裕を感じます。
かといってオシャレに見せようとかそういうこともなく、マンガの面白さを追求しようとする姿勢にはなかなか好感が持てます。
そんなハルタの中でまだコミックスにはなっていませんが、注目しているマンガがあります。
緒方波子の描く「モテ考」です。
実録とありますので自身のことを描いたのだと思いますが、なかなかこれが刺さる内容です。
30歳独身の漫画家で、モテない自身を変えるべく努力をしていくのですが、空回りするという内容です。
モテるためのマニュアル本を買い込んだり、化粧のレッスンに行ったりするのですが、結果が出ないというあたりなかなか共感できます。
特に印象的だったのは友人のケチはモテないという言葉でした。
ここでいうケチというのは金遣いについてではなく、人に優しくすることを惜しむことであり、モテる人間は人に優しくすることを惜しまないというなかなか耳が痛くなるような言葉でしたが、確かになと思いました。
半年間このマンガを読みましたが、まだ著者自身もモテるというのはどういう状態なのか、まだイメージを持てていないようなので先は長そうです。
もういっそのこと雑誌で見合い相手を募集した方が早いのではないでしょうか。