土居健太郎の『10年つかえるSEOの基本』を読みました。
SEOとは、「検索エンジン最適化」を意味する言葉で、Search Engine Optimizationの略語です。
GoogleやYahooなどの 検索エンジンの 検索結果で、Webサイトを 検索結果で多く露出させるための施策のことです。(ferretより)
要するにSEOをしっかりやっておけばGoogleからたくさんの人が見に来てくれるということですね。
ちなみに残念ながらこのブログは全然できていません。
ただ、もっと多くの方に見てもらいたいのでこれからしっかりやろうということでこの本を読んでみました。
134ページとかなり薄い本なのですがなかなか大事なことが書かれているのでまとめておこうと思います。
SEOにおいて重要な4つのポイントを説明します。
1 SEOの最大の武器は「ここにしかない、良質なコンテンツ」
検索をした人にとっては「自分にとって役に立つ情報があるか。」ということが重要でです。
検索エンジンはそのような情報を載せているコンテンツを検索結果で優遇するようにしており、そのことを意識してサイトを作るべき。
2 コンテンツは量よりも質
以前は質の低いコンテンツであっても検索結果で優遇されていたそうですが、アルゴリズムが進歩したため、品質の低いコンテンツは検索結果に出にくくなっているそうです。
たくさん作るのではなく骨太なコンテンツを意識して作ることが重要です。
3 検索エンジンではなく、検索する人のためにコンテンツを作る
SEOとは検索する人の存在が第一にあります。
そのため検索エンジンを相手に作るのではなく検索する人に情報を届けるという視座の下でコンテンツを作ることが重要です。
4 コンテンツを作って満足せず、検索する人にしっかり届ける
良質なコンテンツはWeb上に存在するだけでは価値になりません。
サイトにリンクを集めるという取り組みも重要です。
とまあ大事なポイントを列挙しましたが、要するに読む人の立場に立って考えろということですね。
この本を読む前はいかにして効率よく検索順位を上げていくかということが大事で、そのための手段は問わないというイメージをSEOに対して持っていました。
ただ、そういったリンクを偽装したりすることで検索順位を上げるといった方法は、検索アルゴリズムが進歩したため効力がほとんどなくなっているそうです。
ブログ制作においても楽な道はないということですね。
人生と同じく地道にやっていくしかないようです。