フラリーマンについて思うこと

投稿者: | 2018年2月26日

フラリーマンなる造語ができています。

仕事が早く終わるようになったためフラフラして時間を潰しているそうですがこの心情まったく理解できません。

自分は職場に1秒たりともいたくなかったため定時になったら即帰宅していました。
毎日5時になってほしいと思いながら仕事をしていた自分からしたら別世界の住人のように思えます。
このフラリーマンについては、フラフラするぐらいなら家に帰って家事をしてほしいという論調が今日の朝日新聞に掲載されていましたが、これも違和感があるんですよね。
帰りたくないような家庭であることが問題なんじゃないかと思います。
これに関して先週のジパングでデンマークの『ヒュッゲ』なる概念が取り上げられていました。
自分はこの言葉は初耳だったのですが居心地がいい時間や空間を意味しているそうです。
日本の自殺率が極めて高いのは周知のとおりですが、このヒュッゲを生み出すにはどうしたらいいのか考える必要があると思います。
つまり居心地のいい職場と家庭を作るにはどうしたらいいのかという観点から働き方改革も遂行していかなければなりません。
具体的にはまず労働時間が長すぎです。ゆとりは時間から生まれます。
日本の年間労働時間は1700時間ですがなんとドイツの年間労働時間は1300時間だそうです。
一年に2ヶ月多く働いていることになります。
この差は簡単に埋まりませんが自分がまずどうにかするなら勤務時間を柔軟にするべきだと思うんですよね。
そもそも現在の一律8時間勤務という勤務体系がおかしい。
仕事をしていれば早く終わるときもあれば時間が長くなるときもあります。
週の勤務時間は30から35時間前後で固定しその割り振りは人任せにした方が働いている人のためになるでしょう。
これまで日本の労働環境はあまりにも企業に有利なものとなっていました。
労働者は奴隷でありいかに限界まで働かせることができるかどうかで企業の利益に差がつきました。
残念ながら現在はこのやり方が通用しなくなってきています。
というのは日本人だけで現在の雇用に対する需要を満たすことが困難になっているからです。
今後外国人労働者の受け入れが加速度的に進んでいきます。
しかし断言しますが今の労働環境では外国人労働者は日本で働きたいと思わないでしょう。
となると企業は人材を確保できなくなる危険性があります。
今データの問題で延期するべきかどうかで話し合っていますが今回の問題は裁量労働制に係る部分です。
その他の部分は早急に法制化すべきだと思います。
法案の成立が一年遅れればそれだけ日本にヒュッゲが生まれる可能性が出るのも遅れてしまうと自分はみています。
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