先日大型契約が発表された大谷ですがなんでも7億ドルのうち6億8000万ドルが後払いだそうですね。
なんでも現役期間中は年俸200万ドルの計2000万ドルで、チームは契約が切れる2034年から43年までに後払いを無利子で支払うという前代未聞の契約であるということで話題になっています。(ドジャース大谷翔平、前例ない契約内容が判明 994億円が後払い…世界一のため本人が提案、契約期間の年俸はわずか3億円)
メジャーリーグの場合チームで定められた金額以上の年俸を払うことになった場合ぜいたく税を納める必要があるのですがそれを回避するため年俸の後払いを提案したのでしょう。
大谷の年俸の大部分を後払いすることで契約期間中の補強を促すというチームにとっては非常に合理的な提案です。
投資をしている人間からしたら複利があるので早めに金はもらった方がいいと思いますが大谷は勝利最優先ですのでこれでいいんでしょう。絶対に勝ちたいという気持ちの表れと言っていいと思います。
今回の契約方式に至ったのは多分エンゼルスでレンドンという選手がいたというのも関係しているんじゃないでしょうか。
このレンドンはまるっきり働かないんですが大型契約を結んだため、こいつがいたせいでチームの財政を圧迫しているという状態でそのため満足な補強ができなかったんですね。
大谷が今回の契約をしたのはこいつの事例を見ていたからというのもあるんでしょう。
まあいずれにしてもこれだけ莫大な金額を後払いにするのは他の選手には無理でしょうね。
エンゼルスにいたときレンドンがチームメイトにいたのは最悪だと思いましたがこういった経験も糧にしてしまうところがただ者じゃないなと改めて感じます。