映画、ドラマと立て続けに映像化された作品ですが、今まで読んでこなかったので読みました。
著者のご主人は外資系IT企業でサポートかかりをしていたそうですが、リストラで人員削減、結果仕事が激増しました。
そのため仕事で失敗が続いて眠れなくなります。ある日死にたいと真顔で言いだしたため、病院にかかったところ、うつ病と診断されます。
絵柄は可愛らしいため気楽に読めますが、実際にうつ病になったら相当大変だろうと思います。
ツレはうつ病のため体が動かなくなり、常に罪悪感を抱くようになってしまうのですが、一緒に暮らしている人からすると本当に鬱陶しいでしょうね。
それでも著者はご主人に寄り添い、看病し、支えたということは素晴らしいと思います。
ただ、うつになったとしても、家族からの支えのない人間もいるわけですが、そういう人間はどう立ち直ればいいのかとも思いました。
自分の場合も支えてくれる人間はいないので、うつになったとしたらどうなるのだろうかと考えてしまいました。