『ザ・ノンフィクション人生と笑いと震える手 ～相方が心を病んだ時～』を見ました。
今回はお笑い芸人「松本ハウス」に密着した回です。自分が子供の頃ボキャブラ天国に毎週出ておりましたので、30～40歳くらいの人は割と知っている人が多いのではないでしょうか。
最近はテレビでネタを見ることはほぼなくなりましたが、ハウス加賀谷が中学の頃から統合失調症を患っており、芸人になってからも長期入院で活動を休止していたということで時々取り上げられています。
芸人としての仕事より病気について講演するという仕事が多ようです。少し前にNHKだかでドラマになったりもしていました。
ボキャブラ天国に出ていた当時の最高月収は300万だそうです。やはり芸人というのは当たればおいしいですね。
今は芸人としての収入は少ないようで、お笑い芸人養成学校の講師での収入の他、加賀谷は実家暮らしでウーバーのバイト。ツッコミ担当のキック松本はコロナのコールセンターが時給1800円で週5日、後は嫁さんの稼ぎが頼りという感じだそうです。
松本の方は子供が二人いて生活がキツイといっていましたが、世田谷の賃貸で月15万、家族そろって美容院に行くそうですがその際の出費が3万弱だそうで、この使い方だと金も足りなくなりますね。ただ、金は無くても家族がいるのはやはりいいものだなと見ていて思いました。
加賀谷が松本の懐事情を心配していましたが、自分からすると実家暮らしで独身の加賀谷の方が見ていて心配になります。舞台でも病気関係のネタをやっているようですが本当に病気ですので笑えません。
芸人としてはもう仕事は増えるとは思えませんが、統合失調症というのは100人に1人が発症するかなりメジャーな精神病ですので講演の仕事はこれからも無くならないだろうとは思います。
ただ、今は薬が効いているようですが統合失調症って完治しないんですよね。人前で話すのってかなりストレスがあるわけで病気が悪化したりしないだろうかと見ていて思いました。
