積んでいた本を片づけており、この本もその一つです。
なんでこの本を買ったのかよくわかりません。
中身を見ても何で買ったのかという感じです。
短編集ですが、半分はボーイズラブものです。
とはいえ肉体関係まで行かずキス止まりなのでそれほど身構えることもないと思います。
作者はボーイズラブにはそこまで思い入れがないようであっさりした内容です。
個人的には表題作がいいと思いました。
ウサギの姿が見えるようになると、自分の姿までがウサギになってしまうという奇病の話です。
主人公の友人がこの病気を患うのですが、薬を飲まずにウサギになることを選ぶというなかなか考えさせられる内容です。
それにしてもウサギがなんかキモイです。
ゆるいボーイズラブものが読みたいのであればオススメです。