「BILLY BAT」いつもの浦沢マンガといった感じです

投稿者: | 2017年3月5日

第二次世界大戦終結から4年が経過した1949年のアメリカ合衆国。ソヴィエト連邦との冷戦が始まり、「赤狩り」の嵐が吹き荒れていた。

人気アメリカン・コミック「BILLY BAT」を執筆中の日系人漫画家ケヴィン・ヤマガタの仕事場に、張り込みのための協力を求める二人の刑事がやって来る。断ろうとした矢先、刑事の一人がBILLYを日本で見たことがあると言いだす。ケヴィンは真相を確認するべく、戦後の復興間もない日本へと渡る。

復興途上の日本では国鉄の人員削減を巡って、下山総裁が難しい舵取りを迫られていた。GHQを訪ねたケヴィンは旧友のチャーリー・イシヅカと再会。彼と飲みに出かけたものの酔い潰れ、ケヴィンが意識を取り戻したときチャーリーは胸を刺され事切れていた。事件の発覚が闇市の住人たちの迷惑になると脅されたケヴィンは、来栖という謎の人物の提案でチャーリーの遺体を線路上に放置した。良心の呵責から自暴自棄になったケヴィンはシズの導きにより、奇しくも自らが探していたコウモリの絵との再会を果たす。

チャーリーが轢断死体となって発見された数日後、全く同じ形で下山事件が発生。ケヴィンは自らが陰謀の渦中に投げ出されたことを知ることになる。

そこからケヴィンの運命は大きく歪み加速する。(wikiより)

だいぶ前に最終回を迎えたので読んでみました。

ヒットメーカーの著者にしてはイマイチ話題にならなかった本作ですが、20世紀少年よりはしっかりと描けていたのではないかと思います。

話としては続きが気になるつくりになっていたのですが、これまでの著者の作品に比べてイマイチ引きが弱い印象。

BILLYが地球を滅ぼす力があるというのもピンとこないですし、危機感を覚えにくい内容だったからかと。

最終的には戦争が勃発し、暗い世界の中で一筋の希望が生まれるというオチでしたが、少し悲観的なように思います。

いつもどおりスッキリとしない終わり方でしたし。

キャラクターも弱かったのでそのあたりが当たらなかった要因なんじゃないでしょうか。

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