以前エロと少年漫画について言及しましたが、また書いてみたいと思います。
最近少年漫画では「To LOVEるダークネス」が人気ですね。
私もまとめブログを電車の中でよく見ますが、To LOVEるダークネスの新しい話が雑誌に載ると必ずスレがまとめられています。
毎回多様なエロ表現を展開してくるのは、たいしたものだと思いながらいつも読んでいます。
特に最近感心したのは、蜜柑と風呂に入り身体を洗ってやるというシーンですね。
このシーンは何といっても2人の関係性がエロい。
蜜柑が身体を委ねているシーンの空気は、もはや単なる兄妹間のスキンシップを超えてしまっているんですね。
例えるならば何年も一緒に暮らしてきた恋人に近く、少なくとも兄妹のそれではないです。
今年読んだ少年漫画の中で一番衝撃的なシーンかもしれません。
今の青少年は、こういったマンガが身近にあると必然的にエロに対するハードルも高くなってしまいそうですね。
先日は児童向けのマンガでエロが印象に残っていたものをあげましたが、今回は少年向けで印象に残っている作品を上げようと思います。
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ジャンプで桂正和が描いていましたが、これも当時小学生だった自分にとっては印象深い作品です。何といっても尻がいいですね。
パンツのしわ、尻の曲線美。どちらも素晴らしいです。
それから登場人物が非常に淫猥です。
昨今の少年漫画はエロくてもかわいげがある作品が多いですが、このマンガはそういった路線とは一線を画していました。
出てくる女性の誘惑の仕方が生々しく、だいぶインパクトがあったように思います。
ただ、話自体はあまり好きではなかったんですよね。
登場人物、特に男性の性格が肌に合わなかったです。
眼鏡の寺谷の性格が汚らしく感じて苦手だったでした。
オヤマ! 菊之助
ジャンプよりもチャンピオン派であった自分にとっては、非常に印象深い作品です。
毎回、歌舞伎における女形を演じている菊之助が、女子校でエロいイベントに遭遇するという話です。
エロのバリエーションがとにかく豊富で、女性をうなぎで虐めたり、股間からキノコが生えたりと、読者の嗜好に応えようとする精神は強く感じましたね。
エロについては少年誌の限界を超えていました。
エロコメの金字塔といってもいいと思います。
特に下の毛をゴルフの芝に例えたりといった話は、少年誌のセンスではないです。
このマンガが連載していた時期はバキやジャン、ピース電気店も連載しており、個人的にチャンピオンの黄金時代だと勝手に思っています。いい時代でした。
この記事を書くにあたって検索したら続編として「オヤマ!キクノスケさん」の連載が、ヤングチャンピオン烈で始まったようです。
ただ、烈はほとんどエロ漫画で、当時のチャンピオン読者が流れているというわけでもなく、正直どうなのかとは思います。
やるならチャンピオン本誌、またはチャンピオンREDが合っていたのではないでしょうか。
後、作者の絵柄も当時は少女漫画に近い絵柄でしたが、今はシンプルな絵柄になっているんですよね。
懐かしさで読む人はそんなにいないのではないかと勝手に思っています。
とはいえ気になっているのは事実なので本屋で見かけたらチェックしてみたいです。