【貧困女子】院卒バイト35歳、高卒に使われる葛藤と老親の嘆きと不採用通知という記事を読みました。以下引用です。
生野香織さん(仮名・35歳・アルバイト)の最終学歴は有名大学の大学院卒業ですが、現在の職業は地元のカフェ勤務。時給は1000円、年収は120万円です。実家に住んでおり、父親は75歳、母親は70歳で、親が要介護になったらどうするか、真剣に悩み始めたと言います。
タイトルだけ見ると同情を引く文言になっています。大学院まで出て就職先が無いなんてかわいそうと思うような書き方をしていますよね。
ただ、本文を読むと必ずしもそうではなさそうです。
クラスになじめなかったため、高校時代は修学旅行に行かずに勉強に励んでいたとか、就職を勧めてくれた大学の先生に怒ると言ったエピソードを見るに、就職できなかったのは本人にも問題がありそうな感じです。
後編まで読みましたが、話から友人の影が見えないのもさもありなんといった感じです。
こういった人を採用しない会社の人事ってやはり優秀ですね。面接官は人をよく見ています。
大学院を卒業した後は、派遣社員やアルバイトをして生計を立て、現在はカフェでスコーンを作る仕事をしています。
なお、派遣社員として働いていた際、派遣先の会社員との不倫が原因で慰謝料を払ったそうですが、その慰謝料50万円も兄から借りており、まだ返済していないそうです。
ちなみに、兄の方は中卒ですが家庭を築いているようです。そんな兄に慰謝料を払ってもらったにもかかわらず、兄に学歴が無いことから女性は兄のことを見下しています。
ここまで性格が歪んだ人がいるのかなというのが正直な感想ですが、表に出てこないだけで、こういった人も世の中にはそこそこいるのかなとも思います。
女性ですと親もそこまで厳しく働くよう言わなかったりしますからね。
とはいえ、ここまで収入が少ないと将来的に生活保護を受給することになってしまう可能性があるため、行政としては何らかの支援をする必要があるのかなと思います。
今は人手不足が叫ばれていますが、そもそも今後は機械化などにより、仕事のパイが減っていくのは間違いないありません。
仕事の量を減らしても生活できるような仕組みにしていかないといけないと思います。
それと、最近は表題のように貧困女子という言葉をよく見かけますが、これって男性も同じですよね。
男性の貧困は自己責任で、女性はそうではないというような書き方をメディアがしているように感じます。
一定層の貧困に甘んじる人というのは男女関係なくいつの時代もいるわけで、社会としてはそうした人を働けとたたくだけでなく、生活できるにはどうすべきかというのは考える必要があると思います。