ベイスターズが好調です。今日も松坂をノックアウトしました。これで7連勝ですが、首位の巨人の背中がぼんやりと見えてきましたね。
まあ、浮かれているとまた大型連敗しそうなので、調子にのらないようにしておきます。
しかし、自分も松坂のファンだったわけで、今日の姿を見るのは複雑な気持ちもあります。
ワンアウト取るのがやっとでしたので、さすがにこれでは引退もやむなしかといった感じでした。一つの時代が終わった感がありますね。
『カルト宗教信じてました。 「エホバの証人2世」の私が25年間の信仰を捨てた理由』を読みました。
この本よく書店で見かけるので気になっていたんですよね。カルト宗教好きなので読めてよかったです。
著者は小学5年生のときに、母親がエホバに入信し、著者をエホバに引き込みました。
35歳まで25年間エホバの証人二世として活動した著者が、信仰を捨てるまでを描いたのが本書です。
以前『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』を紹介しましたが、あちらとだいたい同じ流れですね。
異なるのは著者が入信したのが、比較的体が大きくなった後だったため、体罰を受けなかったという点でしょうか。
結婚し、子供も生まれましたので、あちらほど悲惨な境遇ではないように思います。
あとは父親が信者でなかったという点も大きいですね。
それにしても印象的だったのは、カルト宗教の取り入り方ですね。
友人がおらず、不安を抱えている人間にたいして声をかけ、取り入るのがうまいです。
著者の母親も非常に流されやすい人間で、あっさりエホバの信者になりました。
その後、家族に理解者がいた方がいいだろうということで、著者をエホバに引きずり込みます。
著者が入信した後はやることに口出しをし続けるのですが、本当にたまりませんね。
エホバの証人というと輸血ができないというくらいに思うかもしれませんが、服装、進路、恋愛とありとあらゆる場面で教義を守るよう信徒が口出しをしてくるようです。
結局、著者の子供に輸血が必要になったことと、YouTubeでエホバの証人が抱える問題を知ったことをきっかけに、脱退したわけですが、本当にカルト宗教って面倒ですね。
集会に参加しないと家に声かけに来るようですし、自分ならとても耐えられません。
エホバの証人がどんな感じなのか知りたい方にはオススメかと。表紙と比べて内容はマイルドです。