ここのところメルカリが売れなくなっています。
人が少なくなっているのか自分のだけ売れてないのかわかりませんが、売れないと断捨離もはかどらないんですよね。
いいね!はいらないので買ってほしいものです。
自分はマンガ好きなのですが、最近は実録系のマンガをよく読みます。
作者の実体験を元にして書いているからか描写に説得力のあるものが多いです。
最近は取材に時間をかけない作品が増えていますが、手間をかけないと面白くならないのは何でも同じですね。
創作に従事する方は最初は自分の実体験を元に書いてみた方がいいと思います。
おひとりさまのゆたかな年収200万生活
セミリタイアを目指すなら読んでおくべきブログ~女性編~でも紹介したブロガーおづ まりこさんの本です。
昨今サラリーマンの年収が下がり続けています。
これは日本だけでなくほかの先進国においても、単純労働に従事する人間の給与が下がっているのでこの流れは今後も止まらないと思います。
そうしたときに必要なのは、収入が少なくても生活できる知恵を身につけておくことなのではないでしょうか。
以前、セミリタイアを目指すなら読んでおくべき本~その1~、その2、その3その4、セミリタイアを目指すなら読んでおくべきブログなどでも収入が少なくとも楽しく生活している人の話を紹介しましたが、この本でも少ない収入で楽しく生活する方法について語られています。
収入200万円というと確かに少ないですが、おづさんの絵がかわいらしくまったく悲壮感がないんですよね。
考え方も前向きで日々の生活が楽しくなるようなマンガだと思います。
交通事故で頭を強打したらどうなるか?
ある日トラックにはねられ意識不明になった著者大和 ハジメが社会復帰するまでを綴ったものですが、今のところ今年一番衝撃を受けたマンガです。
著者は交通事故で頭を強打したことにより、意識不明となるわけですが、意識が回復したあとも幼児退行、斜視、人の話が理解できないなどの困難に遭遇します。
そうした困難を乗り越え、大学を卒業し、働いて生活していくわけですが、実体験を元にしているからか臨場感がすごいんですよね。
正直絵もあまりうまくはありませんが、この人はこの先どうなるのかということが気になり話にぐいぐい引き込まれます。
本人には高次脳機能障害が残り、現在も日常生活においてハンデがあるわけですが、そこに向き合うまでの葛藤は見応えがあります。著者のことを応援したくなりますね。
カルト村で生まれました。
ヤマギシ会で幼少時生活をしていた著者のマンガ。
ヤマギシ会とは「所有のない社会」を目指す会であり、いわゆる「カルト村」と呼ばれる会です。
所有のないというのはどういうことかといいますと、自分の財産を持たないということで、村に入る際に自分が所有している財産をすべて寄付し、村で無償の労働に従事するそうです。
著者の作風が淡々としているため、異常でないと錯覚してしまいそうになりますが、やはりこう書くと異常ですね。
ちなみにカルト村では下記のような生活をしていたそうです。
●大人と子供の生活空間が別々 ●朝5時半起床で労働 ●布団は2人で1組
●食事は昼と夜のみ ●卵ミルクを飲ませられる ●お小遣いはもらえない
●すべてのモノが共有で、服もお下がり ●男子は丸刈り、女子はショートカット
●ビンタ、正座、食事抜きなど体罰は当たり前 ●手紙は検閲される
●テレビは「日本昔ばなし」のみ ●漫画は禁止、ペットも飼えない
●自然はいっぱい。探険など外遊びは楽しい♪
刑務所みたいな感じですね。これを見ると今の自分の生活は全然マシだなと思えてきます。
今日紹介したマンガはいずれも著者の生活を元に書かれたマンガです。
内容的にも優れていますのでセミリタイアしたいという方以外にもオススメです。