ネット中傷対策のために侮辱罪に懲役刑を導入するそうです。(ネット中傷対策、侮辱罪に懲役刑導入へ…テラハ事件では科料わずか9千円)
プロレスラーの木村花さん(当時22歳)が昨年5月に自殺した問題で、ツイッターにそれぞれ「生きてる価値あるのかね」「きもい」などと書き込んだ男2人が略式命令を受けたが、9000円の科料にとどまり、厳罰化を求める声が上がっていたからだそうです。
自分も掲示板には厳しいコメントを書き込んだりしますが、さすがに死ねはアウトですね。
テレビに出る人間には何を言ってもいいというわけではないですしやむを得ないのかもしれません。
ただ、この手の罪状が増えると自由な意見が言いにくくなる可能性もあるわけで個人的にはどうなのかなと思います。
今ですとひろゆきなんかは色々と言っていることがおかしいぞと突っ込まれているわけですが、このへんの人は金も持っていますし、訴えようと思えば平気でできると思います。
仮に自分が彼ほど金があれば普通に訴訟するでしょうね。
結局侮辱罪の厳罰化が必要となるのは日本の場合、道徳感というのが崩れているからなのかもしれません。
面と向かっては言えないようなことでもネットなら平気で言いますからね。
自分の発言を目にしたらどうなるかとか自分が言われたらどう感じるかということを少しでも考えることがあればまず書き込まないでしょうしね。
以前芸能人が言っていましたが、面と向かって言えないような悪口はネットと言え書き込むべきではないと思います。
芸人のネタが「つまらない」は客としての意見ですが、「死ね」は完璧にアウトです。
結局相手から反撃を受けるリスクが多少はないと不穏な書き込みも減らないのかもしれませんね。
本来であれば当たり前のことなんですけどね。わざわざ懲役刑を科すまでもないことだと思うのですが、これすら守れない人間が増えたということなんでしょう。