「山賊ダイアリー」鹿肉の刺身ってどんな味がするのやら

投稿者: | 2016年11月28日

このマンガはタイトルのとおり狩りをテーマにしたものですが、読んでいると狩猟本能を刺激されますね。

イノシシやシカといったポピュラーなものからカラスなどのマイナーなものまで、様々な動物を狩っています。

実体験に基づいて描かれた狩りなんかのシーンはそれほどうまくはないですが、丁寧に描かれており非常にわかりやすいです。

ただ、狩りのシーンの方が分量としては多いのですが、食べているシーンの方が印象に残っています。自分で狩った肉は非常にうまそうです。

しかし、鹿肉とか生でバンバン食べているのですが、肝炎とか大丈夫なのかと思ったりしました。

著者は自己責任で食されていますが、素人にはオススメできないといった感じです。

影響されやすい自分も狩猟やってみようかなとも思うわけですが、都会なのでちょっと厳しいし、何より規制が色々めんどくさそうです。

著者が主に使っている狩りの道具は空気銃ですが、名前は空気でも人を殺せるくらいの殺傷力はあるようです。

その銃で好き勝手に狩ることができればいいと思うのですが、そういうわけではなく、狩ることのできる動物の数は相当少ないようです。

2巻によると鳥類だと550種類のうち狩猟できる鳥類は29種類であとは狩ってはいけないそうです。

とはいえ、苦労して狩ったあとの食事はうまそうだし、心惹かれるものがあります。

描写が非常にわかりやすく、自分が知らない世界を知ることのできる一冊だと思います。

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