強制部活制の高校に入学した主人公は、早く帰れそうな部活を探していたところ、奇術部を見つけ、覗いてみたらおかしな先輩がいたという話です。
この先輩と一緒に手品をしていくことになるのですが、手品の大会を目指すといったことはなく、単に毎回先輩が手品をし、その失敗を見るというのがパターンです。
一巻で唯一成功したのはバニーガール姿で手品をしたために、後輩が胸に気を取られた回だけでした。
奇術部にもかかわらず、まったく手品ができず、失敗ばかりしているけど毎回後輩が話に付き合うようになります。
手品の蘊蓄はほとんどありません。手品は話のきっかけで、あくまで先輩を愛でるのが肝といっていいでしょう。
マイナーなジャンルで、ハイテンションな女性が冷めた主人公を振り回すという話は「だがしかし」を彷彿とさせます。
毎回先輩のサービスシーンがありますので、少しエロい「だがしかし」と思えばいいかもしれません。先輩がポンコツでかわいいです。