今日はサンデーに「湯神くんには友達がいない」が掲載されていました。
サンデーは毎週目を通していますが、このマンガは月1連載なので掲載されるとなんか得した感じがします。
今週は若手教師が湯神を飯に誘うという話です。
この教師は赴任した当初、同僚の教師とコミュニケーションを取らず、一人でスマホをやりながら天ぷらそばを食べていたところを生徒に目撃され、「天ぷらスマホぼっち」なるあだ名をつけられました。
その後、心を入れ替え、同僚と一緒に飯を食い、飲みに行くようになります。
飯は何を食うかではなく、誰と食うかが重要であると彼は語ります。
彼は野球部の顧問であり、主将でありながらぼっちである湯神をほっておけず、学校の帰りにとんかつ屋へ誘います。
食事中この教師は積極的に湯神に話しかけるのですが、湯神は目の前のとんかつに集中して食べます。
話しかけ続ける教師に対して湯神は「先生はちゃんと飯に向き合っているんですか?」といいます。
この言葉を聞いて、教師は飯に対して真摯に向き合っていなかったと反省します。
目の前の食物には多くの生産者がかかわっており、また、自らの体も食物で作られているという事実に思い至り、一人メシも悪くないと考えを改めました。
食後、腹ごなしに散歩しようと提案したところ湯神は消えていました。
教師は、湯神が帰ったと思い店を出るのですが、実際は、湯神はトイレでシャツについたソースを落としていて席に戻るのが遅かっただけでした。
会計を済まして先に帰る教師を粋な教師であると湯神は解釈し、湯神は帰りました。
湯神を見ていて思うのは、目の前の物事に対して真摯に向き合っているということです。
人生において友人の有無はまったく関係ないという湯神の姿勢には正直憧れますね。
自分も見習いたいものです。