NHKで取り上げられたりして話題になった本作。
結構衝撃的なことが書かれております。
2007年に日本で生まれた子供は50%の確率で107歳まで生き、1987年に生まれた人の50%は98から100歳まで生きるそうです。
正直そんなに生きたくないですよね。
年金なんかも今後100歳まで生きる人間が当たり前になってくると、受給年齢はどんどん高くなってくるでしょうし。
今までは教育、仕事、引退と3ステージの人生がうまく機能してきましたが、今後はそうはいかないと著者は主張しています。
ずっと同じ仕事で働き続けるのではなく、スキルを身につけることで長く働くことができると書かれていますが、正直そんなに働きたくないです。
同じ仕事にずっとつくのではなく、スキルを身につけキャリアを歩むというのはそのとおりかなと思いましたが、雇用の流動性の低い日本には当てはまりにくいと思います。
スキルを身につけ、新しい仕事に次々つくことのできる人間は極々限られた人間であり、そうでない人間にとってはあまり参考にならないと思いました。