メルカリを使い、物を減らすというのはなかなか快感です。
こうして売っていった先に何が残るかというのを想像するのはなかなか面白くもあります。
物が減る度に自分の本質に近づいて行っているようにすら感じています。
50代になったら不要な品物を片づけた方がいいと書いてある本がありましたが、もっと前倒ししてやった方がいいですね。
ただ、自分も以前は壁一面をマンガで埋め尽くしたいと考えていました。
働いているときは物があればその分幸福になれるという考えも無くはありませんでした。今ではそのような気持ちも無くなりましたが。
というのはここ数年所有しなくても楽しむことのできるサービスの市場が成長したというのが理由として大きいのではないかと思います。
それによって消費者の意識も所有から共有へとシフトしていきました。
まずCDはYouTubeが出てきたことにより買うことはほぼ無くなりました。
コレクション的な意味合い、握手券がついているから、ベスト盤を手元においておきたいからといった理由でCDを買われる方が多いのではないでしょうか。
次にDVDもネットフリックスなどの動画配信サービスに軸を移し、レンタルすることもほぼなくなりました。
本については電子書籍が充実し始めました。
自分もkindleを使うようになってから本を持ち運ぶことも無くなりましたし、実物の本を買うことも少なくなりました。
メルカリは消費者の行動を変えた
そしてここにきてメルカリの登場です。
以前からヤフオクはありましたが、住所を書かなくて済み、手っ取り早く発送することのできるメルカリは自分にとってはまさに革命的なプラットフォームです。
今では本を買うときはメルカリに出品することを念頭に入れて購入するようになりました。
購入前に価格を調べるようになりましたし、メルカリの登場は消費者の行動すらも変えてしまうほどのインパクトがあったのではないでしょうか。
こういったサービスがでてきたことで所有するメリットがここ数年どんどん薄れていっているというのを強く感じています。
そして今度はGoogleもゲーム機本体なしでゲームができるプラットフォームを提供するそうです。
こうなってくると極限まで物を減らして生活したいとすら思えてきます。
実際アメリカではトレーラーハウスで生活する人が増えているそうです。
狭いスペースであってもそれを楽しむという文化が生まれつつあるのではないでしょうか。
そんなわけですので断捨離ブームは今後ますます盛り上がっていくと思います。
ほかにも車、服、カバン、時計なども月額料金を払えば好きなものが使えるそうです。
自分は部屋を片付けたらAirbnbもやってみたいですね。
利用できるものは何でも利用したいです。