「異世界食堂」秀逸な食事シーンが食欲をそそります。

投稿者: | 2016年11月13日

なろう小説はそこそこ読んできましたが、その中でも特に好きな本かもしれません。

舞台は洋食のねこや。この食堂は洋食屋ですが、ビーフシチューやミートソースといったものだけでなく、お好み焼きや豚の角煮といった洋食以外のものも出しています。平日はサラリーマン向けに営業しており、結構繁盛しているようです。

ですが、この食堂、土曜日だけは様子が一変します。毎週土曜日はなぜか異世界に扉が繋がるのです。

そして、異世界から様々な人、冒険者や貴族、エルフや竜といった面々が、この店に食事をしにやってきます。彼らはこの食堂のことを異世界食堂と呼びます。

店にやってくる面々にはそれぞれ定番メニューがあるらしく、毎回それを食すことを何よりの楽しみにしています。

1巻では20話収録されていますが、それぞれがそのメニューの虜になった理由が書かれており、とても微笑ましいです。

異世界で飲食店を営む話には『異世界居酒屋「のぶ」』がありますが、こちらの方が食事の描写が丁寧に書かれており、好感がもてます。作中で食されているものが食べたくなること間違いなしです。

1巻ではまだほとんどメインとなるストーリーの進行は無いですが、1巻の最後に店に迷い込んできた魔族をウエイトレスとして雇いました。このウエイトレスがまたかわいらしいです。絵の担当は「バッカーノ」のエナミカツミですが、世界観に非常にマッチしています。

話が良くできている上に、いい作画担当をつけたこの本はこれから流行ると思います。

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